中央と地方の若手騎手が腕を競うシリーズ戦・ヤングジョッキーズシリーズ(YJS)。
同シリーズに出場可能な地方騎手について、昨年の規定では
『前年4月1日以前に初免許を取得した騎手のうち、本年4月1日時点で所属主催者から勝利度数および初免許取得後の年数による負担重量の減量を受けている騎手』
となっていました。「前年4月1日以前に初免許を取得した騎手のうち」という部分については、地方からの出場騎手の増加傾向を鑑みて昨年追加されたもの。それ以前は当年デビューの騎手も参戦可能でしたね。
こちらに今年度も若干の変更が加えられました。
今年度の規定は
『前年4月1日以前に初免許を取得した騎手のうち、本年4月1日時点で所属主催者から勝利度数および初免許取得後の年数による負担重量の減量を受けている騎手、または、前々年4月2日以降に初免許を取得した騎手のうち、過去にYJS出場騎手として選出されておらず、所属主催者から勝利度数および初免許取得後の年数による負担重量の減量を受けていない騎手』
というものに。なお、中央騎手の規定については昨年度までと同様。
つまりは
「一昨年度以降にデビューしYJS未出場、かつ既に減量特典が無くなっている騎手」
も出場できるというルールに変更されたということ。今年度に対象となり得るのは、地方競馬教養センターの第105期および106期卒業生の騎手。107期については今年度デビューのため対象外ですね。
これによって恩恵を受ける騎手が一名…それが佐賀・長谷川蓮騎手。106期生として昨年4月にデビューして以来、地方歴代4位のペースで通算100勝を達成している新星です。現在佐賀リーディング4位、全国リーディング31位。
歴代でも5人しかいない「デビューから365日以内に100勝を達成した騎手」の一人であり、3月7日の101勝達成(減量期間終了)時点でYJS出場権を失っていましたが…この規定変更により、2026年度に限り出場権が復活することになりました。
今年度最後の日に嬉しい発表が😳🌸
— さがけいば(佐賀競馬場) (@sagakeiba) 2026年3月31日
ヤングジョッキーズシリーズ(YJS)2026から地方競馬所属騎手の選出ルールが変更されることとなりました🐴✨… pic.twitter.com/XQ5qsbKIYL
よりにもよって当年デビュー騎手の出場が制限された年に、次年度を待たずして減量期間を終えるジョッキーが現れるとは…今回の規定変更がそれに伴ってのことだとすれば、ある意味「長谷川ルール」と呼べるかもしれません。
上記の理由より、今年の佐賀から同シリーズに参戦するのは長谷川騎手と林悠翔騎手の二名となるでしょう。林騎手も先日51勝目を挙げ、デビューから1年で減量1kg期間に突入した期待の若手!
両名とも他場は未経験のため、シリーズ開幕以降にどのような戦いを見せてくれるのかは未知数ですが…若手世代の先輩、そして今年デビューの後輩と共に、次世代の佐賀を担っていく存在として存分に活躍してほしいところです!